e-経営コンサルタント通信ではリストラ・資金繰り・経費削減などの問題を経営者の視点で吉岡憲章が経営コンサルティングいたします。

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◆      一年で儲かる会社にしようじゃないか
◆        やろうぜ再建!! 破産・夜逃げにならぬ為に…
◆          経営プロデューサーレポート VOL 186  2004.4.21.wed

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━━━【 改革編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

<改革編>
***イラク人質考***

◆時節柄、今日本中から注目やら批判やらを浴びている、イラクで人質となった
3人のことについて考えてみたい。

◆と言っても、もっぱら議論の中心となっている“自衛隊撤退論”や“自己責任”の
ことではない。もちろん私個人としての意見ははっきりしている。政治的な利用を第
一に考えている野党と腰の座らない与党の鈍刀同士の慣れあい勝負の犠牲になって
いる国民と自衛隊。今のサマワにおける自衛隊の活動に撤退しなければならない理由
などは全くない。

◆自己責任も当然のこと。まるで北朝鮮の拉致被害者のごとき振る舞いを繰り返した
留守家族。自分の目的に陶酔しきって、周囲のことなど目に入らぬずぶの素人の“思
い上がりボランティア”を中心とした3人組。国に賠償せよと言いたい。

◆以前私は自分の製造会社を経営しているときのこと。数ある外注のなかに東京都の
身障者教育施設があった。比較的簡単な作業をこなすことを通じて施設が預かってい
る身障者が少しでも自立できるように教育する機関である。

◆私はその主旨に共鳴して、外注担当者に命じて適当な作業を発注させていた。施設
の先生(指導担当責任者)が時々来社してくれて、“お陰さまでこんな仕事まででき
るようになりました”と報告してくれるのが喜びでもあった。

◆そんな付き合いをしていたある日、彼が訪ねてきて身障者たちが不自由な身体でい
かに頑張っているかを話してくれていた。その時突然見知らぬ1人の青年が顔を見せ
た。“私はアフリカの恵まれない子供たちのために募金活動をしています。ご協力く
ださい・・・”

◆それを聞いた、かの身障者施設の先生が青年のところにすっとんで行って大声で怒
鳴りだした。“おまえ、今何と言った!アフリカだ!?恵まれない子供だ?!それも
いいけどな、おまえはこの日本にも恵まれないどころか人間扱いもされていない子供
たちがいることを知っているのか!自分の身体すら満足に動かせない子供たちが大
勢いるんだ。そのことをまず勉強してから外国のことを考えろ!”と大変な勢いであ
った。

◆彼は私に言った。“足元の問題を直視しないでかっこよさみたいなもので海外の恵
まれない人たちのためになどと言うようなエセボランティアが多いんですよ。こんな
連中を見ると無性に腹が立ってしょうがないんです。”

◆私はこの身障者施設責任者の日々の苦労がどれほど大変なものかをこの言葉と怒
りから理解することができた。今回のイラク人質事件の報道を聞くにつけて思い出さ
ざるを得ない。

◆世に尽くすことは重要だがまずお膝元から、即ち家族、地域、そして日本やがて世
界とステップを踏まなければ地に足が着いた行動にならない。前述の身障者や老人介
護など身近にやらなければならないことが山ほどある。

◆経営も全く同じだ。まずわが社の利益を徹底的に出すことが世の中に貢献できるた
めの前提なのだ。
                  経営プロデューサー  吉岡 憲章

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━━━【 金融編 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

***銀行員に貸す気にさせるテクニック***

新聞紙上では「景気回復」「雇用者数増加」という見出しが多く見受けられるように
なった。ただし、一部の大手企業のみということを付け加える必要がある。これらの
大手企業は企業再建のためのリストラというまやかしの「迷文句」を使い何百万にも
及ぶ人員整理を行なってきた。また、自分の会社を守るために下請けを泣かし続けた。

銀行はといえば、「社会秩序を維持するため」との訳のわからない理由に基づき、大
手企業の借入金に対しての債権放棄を積極的に行なってきた。それ故ほとんどの大手
企業は立派に再建を果たし利益を上げるのは当たり前なのだ。

一方で中小企業とは言えば、銀行からの支援を受けることができないばかりか相変わ
らず貸し剥し、貸し渋りに悩んでいる。中小企業庁から出されている「資金調達構造」
をみると、従業員21名から100名規模の企業においての資金調達に占める借入金比
率は51.5%、自己資本比率は19.2%しかない。中小企業が如何に銀行を頼っているか、
銀行なしでは会社経営を行なうことができないかを如実に示している。

銀行が貸し剥しをするときは、どの会社からも平等にするわけではない。お人よしの
経営者を見つけたら、とことん狙ってくるのが現状。経営者は銀行なしでは生きてい
けないと思っているから、銀行の要望は何でも聞いてしまう。逆に銀行はここぞとば
かり、金利の引き上げ、追加担保など要求がエスカレートしていく。

つまり、銀行に狙われない会社になるのが一番の貸し剥し予防策になる。そのために
は、日頃の銀行とのつきあい方をもっと重視すべきだ。銀行はつきあいのいい会社か
ら絞れるだけ絞ろうとする。そんな会社はやがて貸し剥しのメーンターゲットになる。

銀行に狙われないために,経営者は「できるものはできる、できないものはできない」
とはっきり言うことが必要。こういう企業こそが今後生き残り,銀行からも一目置か
れ継続支援を受けることができることになるのだ。

未来事業・マネジメントコンサルタント 奥山 孝司

━━━【 コンサルの視点 】━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

*** 生活ダイエット ***

春ですね。町を歩く女性達の服がカラフルになってきました。デパートの売り場には
元気な色が氾濫し、目にまぶしく、女性の買い物客で賑わっています。楽しく買い物
し消費が活発になるのはよい兆しですが、購入される服があれば捨てられる服もある、
ということでその量、どのくらいになると思いますか?

日本全国で年間約108万トンが捨てられているそうです。一人あたり年間約9kg。
捨てられた服のうち、リサイクルされるのは5〜10%程度で、そのほとんどが焼却さ
れるか、埋め立てられています。

一方、国内衣料品の供給量は、平成2年に約20億点だったものが、平成12年には約
36億点と、1.8倍に増加しています。

では私達個人が毎日捨てているゴミの量はどれくらいになるのか、調べてみました。
1人1日当り約1kg。4人家族なら毎日4kgのゴミを捨てていることになります。
オフィスで出る紙ゴミだけでもその量は、1ヶ月に1人あたり平均約4kg。
これは、A4用紙500枚入りのパッケージ2つ分です。

事業所から出るゴミは、出すのにも自己処理をするにも経費がかかります。また、ゴ
ミ処理場に集まったゴミを処理するのにかかる費用は、日本全体で年間約2兆7,000
億円。国民1人が支払う税金のうち、毎年17,800円ほどが、ゴミの処理に使われて
います。

ゴミを出さないことは、会社にとっては経費節約、国にとっては税金節約、地球に
とっても資源節約、ゴミ処理によって発生する悪影響も緩和されます。

服を始め、必要なものを必要なだけ使う生活を送ることで、ゴミは減ります。すると
消費が抑えられ、景気が低迷するでしょうか?いいえ、そこにはまた新しいビジネス
が生まれるはずです。

生活をシンプルにスリムに、ダイエットしてみませんか。

              未来事業・アシスタントコンサルタント 大居閲子

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  【発行者】  未来事業株式会社 経営プロデュースオフィス 代表 吉岡憲章
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